
こんにちは、超音波検査士けんしんです。
今回は【脂肪肝】の問題です!力試し的に解いてみましょう!!
~脂肪肝の問題~
超音波で脂肪はどう見える?
・脂肪は超音波では( 1 )エコーに見え、( 2 )しやすい。脂肪肝に特徴的な3つの超音波所見は?
・肝のエコーレベルが( 3 )
・肝内脈管の( 4 )
・( 5 )コントラスト,( 6 )コントラストの上昇
右腎または胆嚢と肝の境界の不明瞭化を表すサインは?
・右腎臓→( 7 )sign
・胆嚢 →( 8 )sign
まだら状脂肪肝とは?
・不均一な脂肪浸潤、地図型、区域型などがある。限局性低脂肪域は( 9 )付近や( 10 )付近に認めることが多い。
・限局性脂肪沈着では( 11 )との鑑別が必要となる。
一気に勉強したいあなたに
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そちらを勉強に活用してみて下さい。
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~けんしんメモ~
脂肪肝の超音波検査所見の知識まとめ
脂肪肝(Fatty Liver)は、肝臓に過剰な脂肪が蓄積した状態を指します。超音波検査は、非侵襲的で簡便なため、脂肪肝の診断や重症度評価に広く用いられます。
主な超音波所見:
・肝実質エコー輝度の増強(高輝度化 / Hyperechogenicity):
脂肪が超音波を強く反射するため、肝臓全体が正常よりも白く、明るく描出されます。これが最も基本的で重要な所見です。
「正常な肝臓」と「脂肪肝」を見分ける上で、最も目立つ変化です。
・肝腎コントラストの増強:
右肝臓と隣接する右腎臓の皮質を比較します。正常では、肝臓は腎臓よりもエコー輝度が同等かやや低い程度です。
脂肪肝では、肝臓のエコー輝度が腎臓よりも著しく高くなるため、このコントラストが強調されます。診断の一助となります。
・後方エコー減衰(Posterior Attenuation):
脂肪組織は超音波を吸収・散乱させやすいため、肝臓の深部(後方)に進むにつれて、超音波信号が弱まります。
これにより、肝臓の深部の構造(横隔膜、肝静脈、門脈の末梢枝など)が不明瞭になったり、描出が困難になったりします。重症度が高いほど顕著になります。
・血管構造の不明瞭化(Vascular Blurring / Obscuration):
脂肪の蓄積により、肝臓内の門脈や肝静脈といった血管が、周囲の高輝度化した肝実質とのエコー差が少なくなり、境界がぼやけて見えにくくなります。特に深部の血管で顕著です。
・横隔膜の描出困難(Diaphragm Obscuration):
肝臓の最も深部に位置する横隔膜は、正常では明瞭な線として描出されます。
重度の脂肪肝では、後方エコー減衰のために横隔膜が不明瞭になったり、全く見えなくなったりすることがあります。
・肝腫大(Hepatomegaly):
脂肪が蓄積することで、肝臓全体の容積が増大し、肝腫大を伴うことがあります。ただし、必ずしも全ての脂肪肝で認められるわけではありません。
・局所的脂肪沈着の回避領域(Focal Sparing):
肝臓全体が脂肪化している中で、特定の領域だけが脂肪化を免れ、正常なエコー輝度を示すことがあります。
多くは胆嚢周囲、肝門部、肝鎌状間膜の近傍に見られます。高輝度な肝臓の中に、正常なエコー輝度の「抜け」があることで、かえって脂肪肝の診断を支持する所見となります。
脂肪が超音波を強く反射するため、肝臓全体が正常よりも白く、明るく描出されます。これが最も基本的で重要な所見です。
「正常な肝臓」と「脂肪肝」を見分ける上で、最も目立つ変化です。
・肝腎コントラストの増強:
右肝臓と隣接する右腎臓の皮質を比較します。正常では、肝臓は腎臓よりもエコー輝度が同等かやや低い程度です。
脂肪肝では、肝臓のエコー輝度が腎臓よりも著しく高くなるため、このコントラストが強調されます。診断の一助となります。
・後方エコー減衰(Posterior Attenuation):
脂肪組織は超音波を吸収・散乱させやすいため、肝臓の深部(後方)に進むにつれて、超音波信号が弱まります。
これにより、肝臓の深部の構造(横隔膜、肝静脈、門脈の末梢枝など)が不明瞭になったり、描出が困難になったりします。重症度が高いほど顕著になります。
・血管構造の不明瞭化(Vascular Blurring / Obscuration):
脂肪の蓄積により、肝臓内の門脈や肝静脈といった血管が、周囲の高輝度化した肝実質とのエコー差が少なくなり、境界がぼやけて見えにくくなります。特に深部の血管で顕著です。
・横隔膜の描出困難(Diaphragm Obscuration):
肝臓の最も深部に位置する横隔膜は、正常では明瞭な線として描出されます。
重度の脂肪肝では、後方エコー減衰のために横隔膜が不明瞭になったり、全く見えなくなったりすることがあります。
・肝腫大(Hepatomegaly):
脂肪が蓄積することで、肝臓全体の容積が増大し、肝腫大を伴うことがあります。ただし、必ずしも全ての脂肪肝で認められるわけではありません。
・局所的脂肪沈着の回避領域(Focal Sparing):
肝臓全体が脂肪化している中で、特定の領域だけが脂肪化を免れ、正常なエコー輝度を示すことがあります。
多くは胆嚢周囲、肝門部、肝鎌状間膜の近傍に見られます。高輝度な肝臓の中に、正常なエコー輝度の「抜け」があることで、かえって脂肪肝の診断を支持する所見となります。
重症度分類
・軽度(Mild): 肝実質エコー輝度のわずかな増加。肝腎コントラストの軽度な増強。横隔膜や血管構造は明瞭。
・中等度(Moderate): 肝実質エコー輝度の明らかな増加。肝腎コントラストの著明な増強。深部の血管や横隔膜がやや不明瞭化。後方エコー減衰が認められる。
・重度(Severe): 肝実質エコー輝度の著しい増加。肝腎コントラストが極めて著明。深部の血管や横隔膜がほとんど描出不能。後方エコー減衰が著明。
①bright liver(高輝度肝)を表す所見
②肝腎コントラスト上昇
③深部エコー減衰
④不均一な脂肪沈着パターン


・中等度(Moderate): 肝実質エコー輝度の明らかな増加。肝腎コントラストの著明な増強。深部の血管や横隔膜がやや不明瞭化。後方エコー減衰が認められる。
・重度(Severe): 肝実質エコー輝度の著しい増加。肝腎コントラストが極めて著明。深部の血管や横隔膜がほとんど描出不能。後方エコー減衰が著明。
画像撮影の4つのポイントとは?
①bright liver(高輝度肝)を表す所見
②肝腎コントラスト上昇
③深部エコー減衰
④不均一な脂肪沈着パターン


所見の書き方(例)
肝臓
肝実質エコーレベルの上昇(bright liver)を認め、肝腎コントラストの上昇や深部でのエコー輝度の減衰を認める。また、胆嚢周囲や門脈周囲に限局的な低エコー域を認める。臨床ポイント
背景
アルコールの過剰摂取や無理なダイエットなどによる栄養性、肥満や糖尿病などによる代謝性が主であり、中では薬剤性でなる患者もいる。
慢性肝疾患の現状
①ウイルス性→抗ウイルス薬
②自己免疫性
③脂肪性アルコール性→断酒
ノンアルコール性→メタボで増加中
非アルコール性脂肪肝の増加で脂肪化と線維化の評価の重要度↑
脂肪化の評価→減衰測定
線維化の評価→エラストグラフィー
エラストグラフィとは?
①Strain imaging
⇒圧迫して相対的なひずみを表示
②Shear wave imaging
⇒外部から振動を与え、組織の横波の移動速度からせん断弾性率を推定して表示
減衰計測とは? 脂肪肝が正常肝よりも減衰が多い事を利用
肝線維化の評価法まとめ
・肝生検
・血液検査⇒ヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン、Fib4-indexなど
・超音波検査⇒SWE
SWEのメリットとデメリットとは?
・メリット→非侵襲的
・技師の習熟度や患者の条件により差が…
SWEに適した場所は?
①右肋間走査
②右肝静脈や門脈が描出されない所
※SWEの特性上、減衰が大きいので血管とかの障害物を少なくする。
③ROIの位置は肝表面から2~8センチの間
④呼吸は自然呼気で息止め!「少しはいて止めてくださーい。」
症状
基本は無症状。腹部CT
肝臓が全体的に低吸収を示す。新しい検査法
Shear Wave Measurement慢性肝疾患の現状
①ウイルス性→抗ウイルス薬
②自己免疫性
③脂肪性アルコール性→断酒
ノンアルコール性→メタボで増加中
非アルコール性脂肪肝の増加で脂肪化と線維化の評価の重要度↑
脂肪化の評価→減衰測定
線維化の評価→エラストグラフィー
エラストグラフィとは?
①Strain imaging
⇒圧迫して相対的なひずみを表示
②Shear wave imaging
⇒外部から振動を与え、組織の横波の移動速度からせん断弾性率を推定して表示
減衰計測とは? 脂肪肝が正常肝よりも減衰が多い事を利用
肝線維化の評価法まとめ
・肝生検
・血液検査⇒ヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン、Fib4-indexなど
・超音波検査⇒SWE
SWEのメリットとデメリットとは?
・メリット→非侵襲的
・技師の習熟度や患者の条件により差が…
SWEに適した場所は?
①右肋間走査
②右肝静脈や門脈が描出されない所
※SWEの特性上、減衰が大きいので血管とかの障害物を少なくする。
③ROIの位置は肝表面から2~8センチの間
④呼吸は自然呼気で息止め!「少しはいて止めてくださーい。」

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