
こんにちは、けんしんです。
今回の問題は急性肝炎です。それでは、いってみましょう!
Spotifyでポッドキャストやってます。
~急性肝炎の問題~
超音波所見とその背景
・肝臟の全体的な(①)・肝実質のエコーレベルの(②)
・肝内(③)が多数描出
・胆嚢内腔の(④)と胆嚢壁の(⑤)
・門脈域の(⑥)と肝動脈の(⑦)
間接所見として
・(①)の腫大・腹腔内リンパ節(②)、(③)の腫大
肝臓実質の輝度が上昇する疾患
(①)(②)
(③)
(④)
肝臓実質の輝度が低下する疾患
(①)一気に勉強したいあなたに
①いちいちSNSを開くのは面倒くさい②印刷して紙に出して勉強したい
③問題を編集して自分なりにアレンジしたい
、という方はnoteに記事とPDFを作成しています!
そちらを勉強に活用してみて下さい。
けんしんノート
急性肝炎の超音波検査所見は、肝臓の炎症と浮腫を反映するものであり、診断を確定する特異的な所見ではないものの、病態把握に有用です。
主な所見は以下の通りです。
・肝実質のエコー輝度変�化�
エコー輝度の低下(暗く見える):炎症や浮腫により肝細胞が腫大し、肝実質内部の音響インピーダンスが均一化されることで、エコー輝度が低下することが多いです。
「Starry Sky Appearance(星空像)」:周囲の肝実質のエコー輝度が低下することで、相対的に肝内門脈壁(グリース嚢)や肝静脈壁のエコー輝度が高く、点状や線状に明るく見える現象です。あたかも夜空に星が輝いているように見えることからこう呼ばれます。
まれに、高度の浮腫や炎症性細胞浸潤により、実質のエコー輝度が不均一に亢進することもあります。
「Starry Sky Appearance(星空像)」:周囲の肝実質のエコー輝度が低下することで、相対的に肝内門脈壁(グリース嚢)や肝静脈壁のエコー輝度が高く、点状や線状に明るく見える現象です。あたかも夜空に星が輝いているように見えることからこう呼ばれます。
まれに、高度の浮腫や炎症性細胞浸潤により、実質のエコー輝度が不均一に亢進することもあります。
・肝腫大��
炎症性細胞浸潤や肝細胞の浮腫により、肝臓全体が腫大することが多いです。
肝臓の辺縁が鋭角でなく、鈍化していることもあります。
肝臓の辺縁が鋭角でなく、鈍化していることもあります。
・�胆嚢壁の肥厚�
肝臓の炎症が胆嚢に波及したり、肝機能障害に伴う胆汁うっ滞や胆嚢の機能低下により、胆嚢壁が肥厚して見えることが比較的よくあります(非特異的����ですが、急性肝炎でしばしば観察されます)。
・脾腫(脾臓の腫大)��
特にウイルス性肝炎など、特定の病因による急性肝炎では、リンパ球の増殖などにより脾臓が腫大していることがあります。
・腹水��
重症の急性肝炎で、肝機能障害が高度に進んだ場合や、肝臓からの滲出液が増加した場合には、腹腔内に腹水を認めることがあります。
・肝内血管��
肝内門脈や肝静脈の形態に大きな変化はないことが多いですが、肝実質のエコー輝度変化に伴い、相対的な見え方が変わることがあります。
補足事項:
これらの所見は急性肝炎に特異的なものではなく、他の疾患(例えばうっ血肝や自己免疫性疾患など)でも同様の所見が見られることがあります。
超音波検査は、急性肝炎の診断補助や合併症(胆嚢炎など)の評価、他の肝疾患(脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍など)との鑑別、重症度の推測に役立ちます。
最終的な診断は、臨床症状、血液検査(肝機能マーカー、ウイルスマーカーなど)、および病歴を総合して行われます。
急性肝炎の超音波検査は、患者さんの状態を非侵襲的に評価するための重要なツールの一つと言えます。


胆嚢:胆嚢内腔の虚脱、胆嚢壁の肥厚を認める。
胆管:特記事項なし
膵臓:特記事項なし
脾臓:腫大を認める。
その他:腹部リンパ管の腫大(№8、№12)を認める。
また、全身に黄疸も認める。
胆管拡張を認めず閉塞性黄疸の可能性も除外できる。
肝臓腫大は肝臓が炎症を起こす事で血液が集まる事で肝臓浮腫が起こり腫大としてみられます。
そのため肝臓の水分量が増える事で実質エコー輝度の低下や脈管枝の描出されます。
肝臓の炎症が起きると胆汁が生成されないので胆嚢内腔の虚脱や壁肥厚を認め、また腹部リンパ節の腫大などでもわかります。
補足事項:
これらの所見は急性肝炎に特異的なものではなく、他の疾患(例えばうっ血肝や自己免疫性疾患など)でも同様の所見が見られることがあります。
超音波検査は、急性肝炎の診断補助や合併症(胆嚢炎など)の評価、他の肝疾患(脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍など)との鑑別、重症度の推測に役立ちます。
最終的な診断は、臨床症状、血液検査(肝機能マーカー、ウイルスマーカーなど)、および病歴を総合して行われます。
急性肝炎の超音波検査は、患者さんの状態を非侵襲的に評価するための重要なツールの一つと言えます。
画像撮影の3つのポイント
★肝臓腫大がわかる画像を撮影する

腹腔内リンパ節腫大を撮影する

胆嚢の内腔虚脱、壁肥厚を撮影する

所見の書き方
肝臓:肝臓の腫大を認め、肝実質エコー輝度の低下や肝内脈管枝が多数描出される。胆嚢:胆嚢内腔の虚脱、胆嚢壁の肥厚を認める。
胆管:特記事項なし
膵臓:特記事項なし
脾臓:腫大を認める。
その他:腹部リンパ管の腫大(№8、№12)を認める。
臨床の書き方のポイント
症状
食欲不振、発熱、全身倦怠感を主訴に来院し、上腹部痛の訴えもあり、腹部超音波検査を施行した患者である。また、全身に黄疸も認める。
血液検査
AST、ALTの3桁以上の著明な上昇、直接ビリルビン優位のビリルビン上昇を認める。腹部単純CT
肝臓の腫大を認める。胆管拡張を認めず閉塞性黄疸の可能性も除外できる。
ポイント
急性肝炎の症例レポートの書き方のポイントは肝臓の腫大と肝臓の炎症に関連する画像所見が書けているか?です。肝臓腫大は肝臓が炎症を起こす事で血液が集まる事で肝臓浮腫が起こり腫大としてみられます。
そのため肝臓の水分量が増える事で実質エコー輝度の低下や脈管枝の描出されます。
肝臓の炎症が起きると胆汁が生成されないので胆嚢内腔の虚脱や壁肥厚を認め、また腹部リンパ節の腫大などでもわかります。

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