市販の - 旅行ブログ、タイトル、iPhoneのレイアウトのコピーのコピー_20240423_162437_0000

みなさん、お疲れ様です!超音波検査士けんしんです。

今回は肝膿瘍です。実は私が腹部エコーをしだして間もない頃、肝血管腫と思って報告した苦い思い出があります(笑)

~肝膿瘍の問題~

肝膿瘍の超音波所見とは?

・経時的に内部エコーの変化
 (①)→(②)→(③)
・初期→境界(④)な(⑤)~(⑥)エコー像を呈しる
・その後、内部の融解壊死とともにエコーレベルが(⑦)する
・内部の血流は(⑧)
・周囲の境界部には(⑨)などを認める
 

肝膿瘍の臨床病態は?

細菌性

 原因菌は(①)
 (②)性が多い
 経(③)性が多い
 原因菌によっては時に(④)エコーを伴うことがある
 

アメーバ性

 原因は(①)
 経(②)性に感染
 内容物は(③)状、(④)状
 


一気に勉強したいあなたに

①いちいちSNSを開くのは面倒くさい

②印刷して紙に出して勉強したい

③問題を編集して自分なりにアレンジしたい

、という方はnoteに記事とPDFを作成しています!

そちらを勉強に活用してみて下さい。



画像撮影の2つのポイント


発症からの時期によって多彩なパターンを示すのでそれぞれの特徴をおさえた画像か?

辺縁の凹凸不整、後方エコー増強などの腫瘍の所見をおさえた画像か?

画像スケッチ例


・充実性20201009_180724

・混合性、嚢胞性
20201009_180735

所見の書き方

肝臓:充実性(初期)の場合・・・φ○○mmの辺縁不整で境界不明瞭な等~高エコー腫瘤を認める。また腫瘤は後方エコーの増強を認める。
   混合性、嚢胞性の場合・・・φ○○mmの辺縁不整で境界不明瞭で内部に嚢胞性部分を有する腫瘤を認める。
   
胆嚢:特記事項なし
胆管:特記事項なし
膵臓:特記事項なし
脾臓:特記事項なし
その他:腹水の有無、炎症波及の有無も確認する。

臨床の書き方のポイント

背景


 肝臓内に膿が貯留した状態。原因菌によって細菌性(主に大腸菌)とアメーバ性に分類される。

 感染経路は経胆道性(胆嚢炎や胆管炎など)、経動脈性(敗血症、感染性心内膜炎)、経門脈性(虫垂炎、憩室炎、潰瘍性大腸炎)などがある。

症状

 発熱、上腹部痛、全身倦怠感を認める。

血液検査

 白血球上昇、CRP上昇→細菌感染
 ALP上昇→肝機能障害
 血液細菌培養など→原因菌の特定

腹部CT

 肝臓内に辺縁リング状の濃染を呈する低吸収域を認める
 みなさん、いかがでしたか?肝膿瘍は時間とともに見え方が変化していくので現場でも短いスパンでエコーが出たりします。しっかり継時的な特徴を覚えましょう!