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みなさん、お疲れ様です!超音波検査士けんしんです。
今回は転移性肝腫瘍です。原発巣の箇所によってさまざまなパターンを示します。しっかり覚えていきましょう!

~転移性肝腫瘍の問題~

転移性肝腫瘤の特徴的なエコー所見は?

 ・境界(①)な(②)形の腫瘤
 ・類似したエコーパターンの腫瘤が多発
 

典型的なサイン

 (①) pattern、(②) pattern
 (③) sign
 (④)状
 中心部(⑤)エコー
 

原発巣を反映する特徴的なパターン

 扁平上皮癌、平滑筋肉腫→明瞭な(①)
 大腸癌、胃癌、卵巣癌→(②)
 卵巣癌、膵臓癌→(③) pattern
 

転移性肝腫瘤の特徴的なサインの意味は?

・bull's eyes patternまたはtarget pattern
 →厚い辺縁(①)エコー帯
・cluster signまたはヤツガシラ状
 →数個の腫瘤の塊状、ヤツガシラ(八ツ頭)というサトイモに似ている…
・癌臍(umbilication)
 →突出した腫瘤の1部に(②)が、、、
 


一気に勉強したいあなたに

①いちいちSNSを開くのは面倒くさい

②印刷して紙に出して勉強したい

③問題を編集して自分なりにアレンジしたい

、という方はnoteに記事とPDFを作成しています!

そちらを勉強に活用してみて下さい。



~けんしんノート~

画像撮影のポイント

・多数の腫瘤の存在または多数の塊状の腫瘤の集簇(cluster sign)を認めるか?

・幅の広い辺縁低エコー帯(bull's eye pattern、target sign)を認めるか?

・内部に嚢胞変性や石灰化などを認めるか?

・肝表面の腫瘤では癌臍(umbilication)は認めるか?

画像スケッチ例

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臨床の書き方のポイント

特徴

 頻度は原発性よりも多い。
 どこかで悪性腫瘍が見つかってから腹部超音波検査を行うと見つかる場合もある。

転移経路は?

 一番多いのは血行性の門脈行性。他にもリンパ行性や直接浸潤がある。


~自己紹介~

超音波検査士けんしん
 平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
 趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

 仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

 2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。2度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

 そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

 超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。