みなさん、お疲れ様です!超音波検査士けんしんです。

今回は造影超音波の疾患毎の特徴です!
さっそくいってみよう!

〜造影超音波の疾患の問題〜

高分化型肝細胞癌
・動脈相→(   )濃染
・後血管相→(  )エコー、kupffer細胞を(  )

古典的肝細胞癌(低~中分化型)
・動脈相→(   )濃染、分化度の違いにより(   )、(   ) pattern
・後血管相→(   )な欠損像、kupffer細胞を(   )

肝内胆管癌
・動脈相→(    )濃染
・後血管相→(  )な欠損、kupffer細胞を(   )

転移性肝癌
・動脈相→(    )濃染、内部は低エコーで濃染(   )(    )
・後血管相→(  )な欠損像、kupffer細胞を(   )

肝血管腫
・動脈相→(    )濃染されるor(  )に濃染される
・後血管相→(  )濃染、kuffer細胞は(    )!

限局性結節性過形成(FNH)
・動脈相→(  )濃染、(    ) pattern
・後血管相→(  )エコー、kupffer細胞を(  )

※kupffer細胞を持つ腫瘤
 (    )、(    )

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~造影超音波の疾患の答え~

高分化型肝細胞癌
・動脈相→(やや強い)濃染
・後血管相→(同等)エコー、kupffer細胞を(持つ)

古典的肝細胞癌(低~中分化型)
・動脈相→(やや強い)濃染、分化度の違いにより(不均一)、(basket) pattern
・後血管相→(不完全)な欠損像、kupffer細胞を(持たない)

肝内胆管癌
・動脈相→(辺縁リング状)濃染
・後血管相→(完全)な欠損、kupffer細胞を(持たない)

転移性肝癌
・動脈相→(辺縁リング状)濃染、内部は低エコーで濃染(されない)(中心壊死)
・後血管相→(完全)な欠損像、kupffer細胞を(持たない)

肝血管腫
・動脈相→(辺縁から中心に向かって)濃染されるor(斑状)に濃染される
・後血管相→(強い)濃染、kuffer細胞は(持たない)!

限局性結節性過形成(FNH)
・動脈相→(強い)濃染、(spoke-wheel) pattern
・後血管相→(同等)エコー、kupffer細胞を(持つ)

※kupffer細胞を持つ腫瘤
 (高分化型肝細胞癌)、(FNH)


一気に勉強したいあなたに

①いちいちSNSを開くのは面倒くさい

②印刷して紙に出して勉強したい

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そちらを勉強に活用してみて下さい。



~自己紹介~

超音波検査士けんしん
 平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
 趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

 仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

 2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。2度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

 そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

 超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。
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