みなさん、お疲れ様です！超音波検査士けんしんです。

今回はハーモニックイメージングに関する問題です。早速問題を解いていきましょう！

～ハーモニックイメージングの問題のノート～

・非線形現象とは？
　フックの法則→弾性体に力を加えて変形させた時、(力)と(変形)は比例するという物理学的現象

　フックの法則に従う領域→(線形)領域
　フックの法則に弾性限界を超えて従わない領域→(非線形)領域



・ハーモニックイメージング
　超音波が伝搬中あるいは気泡などに当たった際に発生する(高調波)を用いて映像化する方法

　①ティッシュハーモニックイメージング(THI)
　　伝搬中の超音波の(非線形現象)によって発生する高調波を用いる方法。
　　映像化には(二次)高調波を用いる

　　①超音波が生体内を伝搬する過程で波形が歪み、高調波が発生。
　　②整数倍の高調波が発生するが減衰の兼ね合いで二次高調波を用いる。


　　(効果)
　　　ビーム幅が(狭)い
　　　アーチファクトが(低減)
　　　(空間)分解能、(コントラスト)分解能の優れた画像

　②コントラストハーモニックイメージング(CHI)
　　(気泡などの造影剤)に超音波が照射された際に生じる高調波を用いる方法。
　　映像は(二次)高調波を選択する
　　フォーカスポイントは病変の(下端)を設定する

　　①超音波造影剤(マイクロバブル)は超音波により共振し、高調波が発生。
　　②二次高調波を選択し表示する。

～自己紹介～

超音波検査士けんしん
　平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
　趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

　仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

　2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。２度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

　そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

　超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。