みなさん、お疲れ様です!超音波検査士けんしんです。

今回は音響安全に関する問題です。それではさっそく問題をやっていきましょう!

~音響安全の問題~

(1)MI(メカニカルインデックス):(①)
 ・超音波が生体に及ぼす(②)的作用に対する指標
  →負の音圧により空洞が発生(③)し、それが消失する際の生体への影響の可能性をあらわす

  (④)、(⑤)、(⑥)では気を付ける!

 ・MI値が(⑦)以上では機械的損傷が生じる可能性が高い

 【公式】MI=(⑧)
 


(2)TI(サーマルインデックス):(①)
 ・超音波が生体に及ぼす(②)的作用に対する指標
  →生体では(③)℃を超える温度では蛋白変性が発生

 ・組織内温度上昇はその組織の超音波吸収特性に依存する
  TIS:(④)=吸収率(⑤)
  TIC:(⑥)=吸収率(⑦)
  TIB:(⑧)=吸収率(⑨)

 ・TI=1とは・・・(⑩)が1℃上昇する可能性を示す

 【公式】TI=(⑪)
 


一気に勉強したいあなたに


①いちいちSNSを開くのは面倒くさい

②印刷して紙に出して勉強したい

③問題を編集して自分なりにアレンジしたい

、という方はnoteに記事とPDFを作成しています!

そちらを勉強に活用してみて下さい。


~音響安全のノート~

空間平均(SA)・空間最大(SP)とは?

20230828_221348

時間平均(TA)・時間最大(TP)とは?

20230828_221345



MI値・TI値とは?

(1)MI(メカニカルインデックス):(SPTP)
 ・超音波が生体に及ぼす(機械)的作用に対する指標
  →負の音圧により空洞が発生(キャビテーション空洞化現象)し、それが消失する際の生体への影響の可能性をあらわす

  (造影剤)、(肺)、(消化管ガス)では気を付ける!

 ・MI値が(1.0)以上では機械的損傷が生じる可能性が高い
 
 【公式】MI=(P-/√f)

(2)TI(サーマルインデックス):(SPTA)
 ・超音波が生体に及ぼす(熱)的作用に対する指標
  →生体では(42)℃を超える温度では蛋白変性が発生

 ・組織内温度上昇はその組織の超音波吸収特性に依存する
  TIS:(軟部組織)=吸収率(低い)
  TIC:(頭蓋骨)=吸収率(高い)
  TIB:(骨)=吸収率(高い)

 ・TI=1とは・・・(生体内温度)が1℃上昇する可能性を示す

 【公式】TI=(使用中の音響強度/組織温度を1℃上昇させる音響強度)

~自己紹介~

超音波検査士けんしん
 平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
 趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

 仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

 2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。2度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

 そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

 超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。
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