【超音波検査士・国家試験対策】走査方法を5分で暗記|表示モード・機械式走査・電子走査の頻出問題まとめ

👉 超音波検査士試験で頻出の「走査方法」
👉 国家試験でも毎年のように出題される重要分野
👉 Aモード・Bモード・Mモードの違いや走査方式を一気に整理できます

走査方法は覚える量が多そうに見えますが、実は出題ポイントは限られています。
この記事では「問題→答え→ポイント→解説」の流れで効率よく学習できます。

【30秒まとめ】まずはここだけ覚える!

  • Aモード=振幅を表示
  • Bモード=断層像を表示
  • Mモード=動きを表示
  • 機械式走査=遅い・フレームレート低い
  • スイッチドアレイ=リニア・コンベックス
  • フェーズドアレイ=セクタ
  • フェーズドアレイは時間差でビーム方向を制御

試験直前は「A=Amplitude」「B=Brightness」「M=Motion」だけでも得点できます。

目次

~走査方法の問題~

表示モード

Aモード:時間軸上にエコーの振幅の変化の形で表示する方法
→プローブ(①)、(②)を表示

Bモード:エコーの振幅に応じた明るさの強弱を表示する方法
→プローブ(③)、(④)を画像化する

Mモード:運動するエコー源までの距離の時間的変化を表示する方法
→プローブ(⑤)、(⑥)を表示

①固定
②振幅の高低
③移動
④反射
⑤固定
⑥動き
覚え方

A=Amplitude(振幅)
B=Brightness(明るさ)
M=Motion(動き)

国家試験では略語の意味を問う問題が頻出です。
Aモードは超音波診断の基本となる表示方式で、反射波の強さを振幅として表示します。

Bモードは現在の超音波診断装置で最も使用されている表示方式です。反射エコーを明暗に変換し、断層像として表示します。

MモードはMotion Modeの略で、一定方向の構造物の動きを時間軸で表示します。心エコーで弁運動や壁運動を評価する際に使用されます。

機械式走査方式

・単一素子振動子:ひとつの振動子をプローブの(①)に装着し、モーターにより(②)させ走査を行う。
・1回の送受信で1本のビームなので、ビーム方向の切り替えが(③)=フレームレート(④)
・フォーカス深度は(⑤)
・アニュラアレイ:振動子を(⑥)に配列。機械式だけど(⑦)が可能

①先端
②回転・振動
③遅い
④低い
⑤固定
⑥同心円状
⑦電子フォーカス
頻出暗記ポイント

機械式

1本ずつ送受信

遅い

フレームレート低い

「機械式=遅い」
単一素子振動子では1つの振動子を機械的に回転または振動させて走査します。

1回の送受信で1本の超音波ビームしか作れないため、電子走査方式に比べてビーム方向の切り替え速度が遅くなります。

結果としてフレームレートは低くなります。

またフォーカス深度は固定です。

アニュラアレイは同心円状に振動子を配置し、電子フォーカスを実現した特殊な機械式走査方式です。

電子走査方式

・スイッチドアレイ方式→振動子を(①)ごとに連続的に駆動させて超音波ビームを形成
例)(②)プローブ、(③)プローブ

・フェーズドアレイ方式→振動子のひとつひとつに(④)をもたせて駆動させ、(⑤)方向に波面を合成させることにより角度を持ったビームを形成
例)(⑥)プローブ

①グループ
②リニア
③コンベックス
④時間差
⑤斜め
⑥セクタ
試験で狙われる組み合わせ

リニア・コンベックス

スイッチドアレイ

セクタ

フェーズドアレイ

フェーズドアレイ=時間差でビームを傾ける
電子走査方式では多数の振動子を並べ、電気的に制御して超音波ビームを形成します。

スイッチドアレイ方式は複数の振動子をグループ化して順番に駆動します。リニアプローブやコンベックスプローブで採用されています。

フェーズドアレイ方式では各振動子に微小な時間差を与えて駆動します。

その結果、波面が斜め方向に合成され、超音波ビームを任意の方向へ向けることができます。

心エコーで使用されるセクタプローブの基本原理です。

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試験対策まとめ

表示モード
A=振幅
B=断層像
M=動き

機械式走査方式
ビーム切替が遅い
フレームレート低い
フォーカス固定

電子走査方式
リニア・コンベックス=スイッチドアレイ
セクタ=フェーズドアレイ

「機械式=遅い」「フェーズドアレイ=時間差」
この2つは必ず覚えておきましょう。

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超音波検査士試験では、走査方式・フレームレート・分解能は関連して出題されることが多いため、あわせて復習しておきましょう。