みなさん、お疲れ様です!超音波検査士けんしんです。

今回はドプラ法に関する問題です。それではさっそく問題をやっていきましょう!

~ドプラ法の種類の問題~

連続波(CW)ドプラ法

 ・位置情報が(①)→(②)は存在しない
 ・(③)な血流の測定に適している
 ・エイリアシングは発生(④)
 ・解析は(⑤)であり、定量性は良い
 ・Bモードと同時リアルタイム表示はでき(⑥)
 

パルス(PW)ドプラ法

 ・位置情報が(①)
 ・(②)な血流の測定に適している
 ・最大測定可能周波数はPRFの(③)である→(④)周波数
 ・解析は(⑤)であり、定量性は良い
 ・B/D同時モードができ(⑥)
 ・ビームと直交する血流は検出し(⑦)→(⑧)が必要
 
 →ミラー効果・・・ドプラ周波数分析表示でベースラインを挟んで実像と(⑨)に表示される虚像
  【対策】ゲインを(⑩)、超音波出力を(⑪)
 

カラードプラ法(CFM)

 ・血流のリアルタイム表示が(①)
 ・(②)の検出が容易
 ・血流速度は(③)で表す
 ・解析は(④)であり定量性は劣る
 
 (1)血流表示
  プローブに近づく→(⑤)
  プローブから遠ざかる→(⑥)
  速い血流→(⑦)く表示
  乱流→(⑧)
 
 (2)視野角とフレームレートの関係
  (⑨)の関係
  視野角狭くなる→フレームレート(⑩)
 
 (3)設定・調整
  ・一般にカラーノイズが出現する(⑪)が最適
  ・Bモードのゲインが(⑫)るとカラーが表示されにくい
  ・PRFが(⑬)い方がカラーは明るく表示される
  ・Bモードより距離分解能が(⑭)
 


一気に勉強したいあなたに

①いちいちSNSを開くのは面倒くさい

②印刷して紙に出して勉強したい

③問題を編集して自分なりにアレンジしたい

、という方はnoteに記事とPDFを作成しています!

そちらを勉強に活用してみて下さい。


~ドプラ法の種類の答え~

③カラードプラ法(CFM)
 ①可能、②異常血管
 ③平均値、④自己相関法
 (1)血流表示
  ⑤赤、⑥青、⑦明る、⑧モザイク状
 (2)視野角とフレームレートの関係
  ⑨反比例、⑩上がる
 (3)設定・調整
  ⑪直前、⑫高すぎ、⑬低、⑭悪い

~ドプラ法の種類のノート~

①連続波(CW)ドプラ法
 ・位置情報が(ない)→(距離分解能)は存在しない
 ・(高速)な血流の測定に適している
 ・エイリアシングは発生(しない)
 ・解析は(FFT分析)であり、定量性は良い
 ・Bモードと同時リアルタイム表示はでき(ない)

②パルス(PW)ドプラ法
 ・位置情報が(得られる)
 ・(比較的低速)な血流の測定に適している
 ・最大測定可能周波数はPRFの(1/2)である→(ナイキスト)周波数
 ・解析は(FFT分析)であり、定量性は良い
 ・B/D同時モードができ(る)
 ・ビームと直交する血流は検出し(にくい)→(角度補正)が必要
 →ミラー効果・・・ドプラ周波数分析表示でベースラインを挟んで実像と(対称)に表示される虚像
  【対策】ゲインを(下げる)、超音波出力を(下げる)
 20230911_184208


③カラードプラ法(CFM)
 ・血流のリアルタイム表示が(可能)
 ・(異常血管)の検出が容易
 ・血流速度は(平均値)で表す
 ・解析は(自己相関法)であり定量性は劣る
 (1)血流表示
  プローブに近づく→(赤)
  プローブから遠ざかる→(青)
  速い血流→(明る)く表示
  乱流→(モザイク状)
 (2)視野角とフレームレートの関係
  (反比例)の関係
  視野角狭くなる→フレームレート(上がる)
 (3)設定・調整
  ・一般にカラーノイズが出現する(直前)が最適
  ・Bモードのゲインが(高すぎ)るとカラーが表示されにくい
  ・PRFが(低)い方がカラーは明るく表示される
  ・Bモードより距離分解能が(悪い)