こんにちは、みなさん、お疲れ様です!超音波検査士のまえだけんしんです。

この記事は
超音波検査士を取ろうと思うけど症例の書き方がわからない人

仕事が忙しすぎて超音波実績のレポートを書く余裕がない人

超音波検査を始めたけどどうやってドクターにレポートを書いたらいいかわからない人

に向けて書いています。

症例を集めてレポートにしていくのはとてもしんどいですよね。私も中小規模の病院なので症例集めにも苦労し、しかもレポートの書き方を教えてくれる人もいないという状況でした。

提出期限ギリギリになって認定医を探して何とか受験できたのを覚えています。

今回は私が提出したレポートを公開して、みなさんの今後の受験の参考になればと思います。

C-2 肝血管腫

[超音波検査所見]

肝臓:S4に38mm×28mm大の等~高エコーの混合腫瘤を認める。
   類円形、境界明瞭、輪郭不整であり、体位変換に伴って内部エコーの変化を認める。(chameleon sign)
胆嚢:異常所見なし
総胆管:異常所見なし
膵臓:異常所見なし
腎臓:異常所見なし
膀胱:異常所見なし

[超音波所見と臨床診断との関連について]

血液検査では特記事項なし
単純CTよりS4に36mm大の低吸収域を認める。
造影CTにて早期に辺縁が造影され、後期に腫瘤全体が造影されている事から肝血管腫と診断された。

エコー図①

肝血管腫写真


シェーマ①

肝血管腫

画像撮影の3つのポイント

辺縁不整、境界明瞭な等~高エコーを呈する混合性腫瘤を認める画像か?

カメレオンサインなど体位変換、呼吸変動などにより輝度の変化を認める腫瘤か?

画像スケッチ例

20201102_181357


所見の書き方

肝臓:S○○に○○mmの辺縁不整、境界明瞭な類円形の等~高エコーの混合腫瘤を認める。
   また、体位変換による腫瘤内部の輝度の変化も認められる。(chameleon sign)

胆嚢:特記事項なし
胆管:特記事項なし
膵臓:特記事項なし
脾臓:脾腫を認める。

その他:特記事項なし

※造影超音波検査ができれば…
・辺縁から内部へ向かう染影パターンを呈する。
・腫瘤の中心部の非染影域を認める。
・後血管相における染影の持続を認める。

臨床の書き方のポイント

症状

 ほとんどは無症状。巨大なものは腹痛や膨満感などを伴う。

CT

 診断は造影CTとMRIで行われる。

~自己紹介~

まえだけんしん
平成元年生まれのゆとり臨床検査技師。
趣味はランニング、陸上競技、シューズ探し、読書、温泉、マッサージ。
2013年に臨床検査技師、2014年に地域糖尿病療養指導士に合格。
2017年に超音波検査士認定試験(消化器)を受験するもあと1問の所で不合格となる。教科書の丸暗記、過去問頼り、仕事しながら勉強とこのやり方では上手くいかないと考え、社会人の勉強の仕方を模索する1年が始まる。
あるやり方を見つけ実行した事で翌年2018年の超音波検査士認定試験(消化器)では合格し、超音波検査士になる事が出来た。
そのやり方というのが
①自分で問題を作って記憶の定着化
②スキマ時間を仕事をしながらでも作り出し勉強時間の増加
というもの。
自分以外にも働きながら勉強している方、さらに家事育児でもっと勉強できない方、また勉強しているのに全然頭に入らない、勉強するモチベーションが上がらない方もいると思いそういった悩んでいる方々のために私が勉強した事や時間のテクニックをブログにまとめていく

~自己紹介~

超音波検査士けんしん
 平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
 趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

 仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

 2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。2度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

 そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

 超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。