こんにちは、みなさん、お疲れ様です!超音波検査士のまえだけんしんです。

この記事は
超音波検査士を取ろうと思うけど症例の書き方がわからない人

仕事が忙しすぎて超音波実績のレポートを書く余裕がない人

超音波検査を始めたけどどうやってドクターにレポートを書いたらいいかわからない人

に向けて書いています。

症例を集めてレポートにしていくのはとてもしんどいですよね。私も中小規模の病院なので症例集めにも苦労し、しかもレポートの書き方を教えてくれる人もいないという状況でした。

提出期限ギリギリになって認定医を探して何とか受験できたのを覚えています。

今回は私が提出したレポートを公開して、みなさんの今後の受験の参考になればと思います。

C-2 転移性肝腫瘍

 転移性肝腫瘍の穴埋め問題はコチラ

[超音波検査所見]

肝臓:肝両葉に大小不同な多数の等~低エコー腫瘤が集まり、塊状を呈する(cluster sign)。
    類円形、境界明瞭、輪郭整、幅の厚い辺縁低エコー帯(bull’s eye pattern)を認める。
   S2:59.9mm×45.2mmS4:61.9mm×61.0mm、35.1mm×58.3mmS5:43.2mm×30.9mm
胆嚢:胆嚢摘出術後
総胆管:総胆管径8.7mmと拡張を認める。
膵臓:異常所見なし
腎臓:異常所見なし
膀胱:異常所見なし
リンパ節:腫大などの観察は不可だった
消化管:消化管ガスの影響により描出不良だった

[超音波所見と臨床診断との関連について]

全身の倦怠感があり、来院した患者である。
LDとALPの著名な上昇を認め、腹部超音波検査を実施した。
血液データ AST 51U/l ALT 23U/l LD 2232U/l ALP 962U/l γ-GT 244U/lT-Bil 0.6mg/dL ChE 200U/l
単純CT 肝臓内部に多数の大小不同の低吸収腫瘤を認める。結腸肝彎曲部に壁肥厚および周囲脂肪織濃度の上昇を認め、周囲リンパ節も腫大を認める。結腸癌とそれに伴う多発肝転移・リンパ節転移を疑う所見である。
腹部超音波検査、単純CT検査後に転院になったため、当院では腫瘍マーカー・造影CTなどは行っていない。
紹介先の病院からの報告書では精査の結果、上行結腸癌、多発肝腫瘍、リンパ節転移と診断(stageⅣ)された。

エコー図①

転移性肝細胞癌1


シェーマ①

転移性肝細胞癌





~自己紹介~

まえだけんしん
平成元年生まれのゆとり臨床検査技師。
趣味はランニング、陸上競技、シューズ探し、読書、温泉、マッサージ。
2013年に臨床検査技師、2014年に地域糖尿病療養指導士に合格。
2017年に超音波検査士認定試験(消化器)を受験するもあと1問の所で不合格となる。教科書の丸暗記、過去問頼り、仕事しながら勉強とこのやり方では上手くいかないと考え、社会人の勉強の仕方を模索する1年が始まる。
あるやり方を見つけ実行した事で翌年2018年の超音波検査士認定試験(消化器)では合格し、超音波検査士になる事が出来た。
そのやり方というのが
①自分で問題を作って記憶の定着化
②スキマ時間を仕事をしながらでも作り出し勉強時間の増加
というもの。
自分以外にも働きながら勉強している方、さらに家事育児でもっと勉強できない方、また勉強しているのに全然頭に入らない、勉強するモチベーションが上がらない方もいると思いそういった悩んでいる方々のために私が勉強した事や時間のテクニックをブログにまとめていく

~自己紹介~

超音波検査士けんしん
 平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
 趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

 仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

 2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。2度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

 そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

 超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。