FT4とは?


T4とは?


臨床ではT4とFT4どちらが用いられるか?

ノート

FT4、T4とは?


FT4=遊離型T4
 ※甲状腺ホルモンとして活動してくれる状態

T4=結合型T4+遊離型T4
 ※割合的に結合型が多い

結合型、遊離型の特徴は?


結合型T4
 妊娠、ピル、TBG増加症で上昇
 ネフローゼ、肝疾患、TBG減少症で減少
 ※甲状腺以外の疾患の影響を受ける!


遊離型T4(FT4)
 バセドウ、TSH産生腫瘍、やせ薬で上昇
 甲状腺機能低下症、慢性甲状腺炎、クレチン症で減少
 ※甲状腺機能疾患のみの影響を受ける!

臨床でよく用いられやすいのは?

臨床的にはFT4が用いられやすい!




まとめクエスチョン

FT4とは?

T4とは?

臨床ではT4とFT4どちらが用いられるか?

~自己紹介~

超音波検査士けんしん
 平成元年生まれのゆとり世代の臨床検査技師。
 趣味は陸上短距離、読書、温泉、特撮(特に平成仮面ライダー)。

 仕事では超音波検査したり検体検査したり労働組合したりしています。

 2018年に2回の受験を経て超音波検査士認定試験(消化器)に合格。2度受験した経験から、知識を覚えるための勉強や症例レポートの作成には仕事をしながらだと時間が作れなくてかなり苦労しました。

 そういった経験からこれから超音波検査を勉強したり超音波検査士を受験したりする人が労力や時間をかけずに勉強できるようにと考え、自分が勉強した際のノートや問題、受験の際に提出した超音波検査実績、最近気になるトピックを公開しています。

 超音波検査ができる人が増えたり、超音波検査士取得を目指す人同士がつながれるブログになればいいなと考えています。