略語のまとめ
VTE⇒( )DVT⇒( )
PE⇒( )
※VTE=DVT+PE
Dダイマーを用いたDVTの診断は?
Dダイマー(+)⇒DVT( )Dダイマー(-)⇒DVT( )
エコーでのポイント
圧迫法の観察のポイントは?
血栓無しの場合は、プローブで圧迫したら静脈内腔は( )急性血栓の場合は、プローブで圧迫しても静脈内腔は( )⇒( )
慢性血栓の場合は、プローブで圧迫しても静脈内腔は( )⇒( )
※静脈血栓があると静脈径は動脈径より( )なる。
圧迫法のフォローのポイントは?
総大腿静脈~膝窩静脈:前回より圧迫時の残存血栓が( )mm以上増加⇒DVT再発とみなす静脈弁不全:静脈の(逆流)がないか?
浮遊血栓とは?
血栓の( )側が血管壁に付着し、( )側が血管壁に付着せず浮遊している。肺塞栓症の合併率30-60%⇒( )を行う。
ひらめ筋静脈の描出のポイントは?
ひらめ筋静脈は( )の間を走行している。下肢静脈エコーで見えにくい時の裏ワザは?
( )や( )をおさえたりする。⇒還流が緩やかになり血管が拡張し見やすくなる。3つの浮腫の種類は?
( )性浮腫( )性浮腫
( )性浮腫
↓↓答えは↓↓
略語のまとめ
VTE⇒(静脈塞栓症)DVT⇒(深部静脈血栓症)
PE⇒(肺塞栓症)
※VTE=DVT+PE
Dダイマーを用いたDVTの診断は?
Dダイマー(+)⇒DVT(疑い。エコーを行い、血栓の確認。)Dダイマー(-)⇒DVT(なし。)
エコーでのポイント
圧迫法の観察のポイントは?
血栓無しの場合は、プローブで圧迫したら静脈内腔は(消失する。)急性血栓の場合は、プローブで圧迫しても静脈内腔は(変化しない。)⇒(完全閉塞)
慢性血栓の場合は、プローブで圧迫しても静脈内腔は(変化するが消失しない。)⇒(壁在血栓残存)
※静脈血栓があると静脈径は動脈径より(太く)なる。
圧迫法のフォローのポイントは?
総大腿静脈~膝窩静脈:前回より圧迫時の残存血栓が(4)mm以上増加⇒DVT再発とみなす
静脈弁不全:静脈の(逆流)がないか?
浮遊血栓とは?
血栓の(末梢)側が血管壁に付着し、(中枢)側が血管壁に付着せず浮遊している。
肺塞栓症の合併率30-60%⇒(緊急報告)を行う。
ひらめ筋静脈の描出のポイントは?
ひらめ筋静脈は(筋膜)の間を走行している。
下肢静脈エコーで見えにくい時の裏ワザは?
(鼠径部)や(膝窩部)をおさえたりする。⇒還流が緩やかになり血管が拡張し見やすくなる。
3つの浮腫の種類は?
(血行)性浮腫(リンパ)性浮腫
(廃用)性症浮腫
メモ
下肢静脈エコーのレポートの書き方のポイントは?
異常なしの場合左右腸骨静脈、大腿静脈、下腿の深部静脈、表在静脈に血栓は認めず。
完全閉塞の場合
血管拡張を伴う充実性の低エコーあり。
血流シグナルは認めず。
※中枢側に可動性の構造物はないか確認。
不完全閉塞の場合
壁在構造物
ヒモ状構造物
下肢静脈の解剖
ヒラメ筋静脈は内側、中央、外側の3つに別れ、さらにそれぞれ2本走行している。深部静脈血栓症との鑑別疾患は?
①筋肉内血腫ヒラメ筋内の低エコー
②Baker嚢胞
筋肉の外の低エコー
③心不全による浮腫
両側性の皮下組織の肥厚
敷石状のエコー
IVC拡大と呼吸変動の消失
④リンパ浮腫
片側性の皮下組織の肥厚
敷石状のエコー
リンパ節の腫大
皮下組織厚の基準値は?
静脈血栓が生成する3つの危険因子とは?
①血流のうっ滞→脚を動かさない事で血液がとどまり、血栓ができやすい。
寝たきり、妊娠中、肥満、腫瘍による圧迫、長時間のゲームなど
②血管壁の損傷
→傷ついた血管壁に血小板などが集まり血栓ができる。
外傷、手術、カテーテル、静脈炎
③血液凝固能促進
血栓がとびやすい解剖学的な危険因子とは?
①右総腸骨静脈の圧迫→左総腸骨静脈②鼠径靭帯の圧迫→総大腿静脈
③膝関節の圧迫→膝窩静脈
④下腿筋ポンプの圧迫→下腿静脈
大腿静脈の分岐部のポイント

膝窩静脈の観察しやすくなるポイントは?
①小伏在静脈逆流部を確認する。②前方と膝裏の2方向で観察する。
くの字にしたり、工夫する。
③見えにくい時はミルキングする。
下腿静脈を観察しやすくするポイントは?
①座位で下腿を垂らして観察する。②深度を深く(10cmくらい)して骨、筋層、血管を全体的に描出して位置関係を把握。
③その後浅く(6cmくらい)にして観察する。
下腿静脈の解剖
①前脛骨静脈、後脛骨静脈、腓骨静脈は2本の静脈と1本の動脈②腓腹静脈は1本の静脈と1本の動脈が2箇所
③ヒラメ静脈は1本の静脈が3箇所

3つの下腿浮腫の特徴は?
①静脈性浮腫触診は?硬い
圧迫痕は?残らない
腫脹部位は?局所性または片側性
自覚症状は?痛み、重みあり
②リンパ性浮腫
触診は?弾力あり
圧迫痕は?残らない
腫脹部位は?両側性
自覚症状は?重みあり
③全身性浮腫(心腎不全)
触診は?柔らかい
圧迫痕は?残る
腫脹部位は?両側性
自覚症状は?なし
肺塞栓リスクの高い場所ベストスリー
①鼠径部(総大腿静脈)②膝窩静脈
③大腿部(浅大腿静脈・深大腿静脈)
※proximalCUS(緊急で見る下肢静脈エコー)
下肢静脈エコーのカラードプラの調整のポイントは?
低速表示10〜20cm/secにする。時短のコツ
①基本は仰臥位だがみえにくい時は座位②ゼリーは患者に直接
③骨盤内の観察は呼吸変動の消失の場合のみ
※妊娠者、癌治療中の患者さんは観察する。
見逃さないコツ
①短軸・長軸でみる
末梢方向へは短軸
中枢方向へは長軸
②血栓のできやすい場所を重点的にみる
③骨と筋肉を意識して圧迫
コメント
コメント一覧 (1)
下肢静脈エコーの画像があるかなと思って見にきました
ありがとうございました