🔍【国家試験対策】隠れた犯人を追え!左回旋枝(LCX)心筋梗塞の超音波と心電図【見逃し厳禁】
LCX梗塞は「見逃されやすい心筋梗塞」の代表格!
12誘導心電図では典型的なST上昇が目立たず、気づかれないことも少なくありません。
だからこそ、心エコーで壁運動異常を見抜く力が重要になります。
今回は左回旋枝(LCX:Left Circumflex)を、「怪盗」と「名探偵」をテーマに楽しく覚えていきましょう!
📌30秒まとめ【これだけ覚えればOK!】
- ✅ LCXは側壁・後壁を栄養する冠動脈
- ✅ エコーでは側壁〜後壁の壁運動異常(RWMA)
- ✅ 心電図ではⅠ・aVL・V5・V6でST上昇
- ✅ 後壁梗塞ではV1〜V3でST低下(鏡像変化)
- ✅ 疑ったらV7〜V9(背部誘導)を追加!
🕵️ ミッション1:心エコーで「動かぬ証拠」を押さえろ!
LCX(左回旋枝)が栄養しているのは、 側壁(Lateral)と 後壁(Posterior)です。
この血管が閉塞すると、その部分だけ収縮しなくなり、 局所壁運動異常(RWMA:Regional Wall Motion Abnormality) を認めます。
心エコーで観察するポイント
- 左室短軸像で側壁〜後壁を観察
- 他の壁は収縮しているのに、その部分だけ動きが低下
- Akinesis(アキネシス)またはHypokinesis(低収縮)
🔍 ポイント
LCX梗塞では「側壁〜後壁だけ動かない」という証拠を見逃さないこと!
LCX梗塞では「側壁〜後壁だけ動かない」という証拠を見逃さないこと!
🕵️ ミッション2:心電図の「裏コード」を解読せよ!
LCX梗塞は正面の誘導には目立った変化を出しにくく、 「隠れた心筋梗塞」 とも呼ばれます。
側壁梗塞なら…
- Ⅰ誘導
- aVL誘導
- V5・V6誘導
でST上昇を認めます。
後壁梗塞なら…
後壁は通常12誘導では直接観察できません。 そのため、 V1〜V3では鏡像変化(Reciprocal Change)としてST低下 が現れます。
💡 国家試験ポイント
V1〜V3でST低下を見たら、 「前壁虚血」だけではなく 後壁梗塞(LCX)も必ず鑑別しましょう。
V1〜V3でST低下を見たら、 「前壁虚血」だけではなく 後壁梗塞(LCX)も必ず鑑別しましょう。
🎯 V7〜V9(背部誘導)で真犯人を追い詰める!
後壁梗塞が疑われる場合は、 V7・V8・V9 を追加します。
- V7〜V9でST上昇
- 後壁梗塞の診断率アップ
- LCX閉塞を強く疑う
通常の12誘導だけでは見逃される症例もあるため、 背部誘導は非常に重要です。
🎯 ソノちゃん直伝!名探偵の推理ルート
【LCX閉塞!】
⬇
【側壁・後壁の壁運動異常】
⬇
【Ⅰ・aVL・V5・V6でST上昇】
または
【V1〜V3でST低下(鏡像変化)】
⬇
【V7〜V9追加で真犯人確保!】
⬇
【側壁・後壁の壁運動異常】
⬇
【Ⅰ・aVL・V5・V6でST上昇】
または
【V1〜V3でST低下(鏡像変化)】
⬇
【V7〜V9追加で真犯人確保!】
「LCX=怪盗=側壁・後壁=V7〜V9」
📚まとめ
- LCXは側壁・後壁を栄養する冠動脈
- 心エコーでは局所壁運動異常を確認する
- Ⅰ・aVL・V5・V6でST上昇を認める
- V1〜V3のST低下は後壁梗塞の鏡像変化
- V7〜V9を追加して診断精度を高める
- 心電図と心エコーを組み合わせることが早期診断の鍵!
🎥 動画でも復習しよう!
読むだけでなく、「見る」「聴く」を組み合わせることで理解がさらに深まります。
「見る・読む・聴く」を繰り返して、国家試験も臨床も自信を持って挑みましょう!

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